2016-10-09 紗綾形 さやがた 紗綾形 さやがた 卍(まんじ)の字を崩して組み合わせ、連続模様としたもの。 桃山時代に明(みん、中国歴代王朝)から伝わった織物、紗綾(さや)の地紋に使われていたためこの名があります。 端正(たんせい、行儀や姿などが整っていて立派なこと。乱れた所がなく見事なこと。)で品格のある文様なので、武家に好まれた。 今も白生地の地紋ひ広く使われている。